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整備も時間との戦い
一口に部品交換工賃といいますが、時間工賃が基本になっていることが多いです。1時間あたり¥6~7千円といったところですか。電球交換に5分かかれば500円ということになります。
時間がかかる作業の方が工賃売り上げは上がりますが、効率が悪いとお客さんを待たせてしまうことになり、評価は下がってしまします。それを補うために「SST」スペシャルサービスツールという専用工具があったり、部品の方でワンタッチ交換できるようになっていたりします。
1番よく使われるのが「分割」タイプのドライブシャフトブーツです。主にフロント側タイヤの内側に、蛇腹の円錐状のゴムカバーが付いています。タイヤの動きに合わせて動くドライブシャフトの外側(タイヤ側)の等速ジョイント部の潤滑グリス保持と防塵のために付いています。(FR車には付いていません。)
従来はその交換のためにはドライブシャフトをデフ側(ミッション側、内側)とタイヤ側(外側)でそれぞれ切り離して、内側のドライブシャフトブーツをはずして、内側の方へ外側ブーツを抜き出して交換するやり方と、タイヤ側の等速ジョイント部をドライブシャフト先端より切り離して、外側だけ脱着交換するやり方があります。
前者はデフ側のシャフトジョイントが抜けるかどうか、後者は外側の等速ジョイントだけ抜けるかどうかが問題になります。こじっただけで抜けると後は楽なのですが、実際はスライドハンマーでの力仕事になることが多いようです。そういった手間を省いてくれるのが「分割ドライブシャフトブーツ」です。円錐形のブーツを蛇腹に対して垂直に1っ箇所切ってあって、そこをドライブシャフトを通してかぶせ、切ってあるところを接合して終わりという手順です。簡単そうでしょ。
「パロート」と「大野ゴム」というメーカーのものを扱っていますが、やり方は大体同じです。接合部には片方にひじり状の凸部とその受け側に返しを受ける溝が彫ってあり、接着剤や潤滑剤で作業しやすくしてあります。この溶剤には試行錯誤があって昔はいろいろ修正点があったのですが、2~3年の内にメーカーからの調査と改善によって、問題なくなりました。色も青、茶、黒と目立たなくなっています。 松村部品の営業車にも使ってみましたが、かれこれ5年ほどグリスの漏れも破けもありません。
ドライブシャフトブーツ交換で修理する車はいいのですが、タイミングベルト交換の修理で預かった車でドライブシャフトブーツが破れてて急遽交換が必要になったとき、これらの分割ブーツが役立って、お客さんの納車の時間に間に合うわけです。
従来とは違う部品の形や、機能がいろいろ生まれてきています。毎年東京では「アフターパーツショー」が開催されています。今年は世界一の店造り目指して、見学に行くつもりです。そのころには画像もここでご紹介できるよう勉強しておきます。
みなさんの関心あることを聞かせてください。思わぬアイディアやものが出てくるかもしれませんから、よろしくお願いします。



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