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星の数ほど在庫があります
本日は「ベルト」のお話でございます。寒くなりましたので、みなさんの愛車からも朝エンジンをかけると聞こえてきませんか。キュルキュルキュルだとかシュンシュンシュンとか、それで仕事場に着く頃には消えてしまったり。
これが曲者で、エンジンが温まると音が消えてそんなこと忘れてしまい、そのうち夜昼となくけたたましい音を出すようになってしまうんです。ベルトを交換すると音もしなくなるというのがほとんどですが、ベルトを回したり支えている「プーリー」という円盤が汚れたり、破損したりしてベルトとの摩擦で音が出たりすることもあります。
プーリーはサンドペーパーの目の細いものできれいにするといいと思います。(必ずエンジンは止めて) 割れや傷が深い場合は交換するしかありません。もちろんベルトも交換です。価格は軽自動車で1本¥700~¥7000くらいまで、乗用車で¥1000~¥9000くらいまでが相場でしょう。昔はオルタネーター(発電機)とパワーステアリングポンプ、エアコンコンプレッサーを回すため3本使うことが多かったですが、最近はパワステとコンプレッサーを回すのを1本で兼用するタイプが増えてきて、2本掛けが主流です。
ベルトは「Vベルト」とや「プレン」と呼ばれる切断面が台形のタイプと、「リブ」ベルトと呼ばれる「○PK○○○」というベルトの2本が主流です。この組み合わせは車によってばらばらなので、Vベルトが2本だったり、リブベルトが2本だったりします。
みなさんが交換されるときは、ベルトの背中側(上から覗いて見える側)に「1235T」だとか「6335」「4PK810」だとか書いてある品番を調べておくとすぐにそれで部品の価格や在庫確認ができます。数字の前に「MPMF」だとか「RECMF」だとか書いてあるのが見えるときはそれも控えておきましょう。
背中側が擦れて品番が消えていたり、車検証で教えてという方は車両データでも調べられます。しかし、時々車輌データ通りでない場合が何故かあります。そういう時は現品合わせになることもあります。
「6335」の番号で千の位の「6」はベルトの幅形を表しています。それ以下の「335」はインチで長さを表示しています。「4PK810」の「4」は裏側の山の数で、「810」はそのまま「mm」の長さを表しています。
エンジンルーム自体をアンダーカバーで覆ってあることが多いので飛び石などの異物をベルトが噛みこんで切れるということは少なくなりました。その一方で長いベルトが使われることが多くなり、その張り調整しているプーリーの異常で異音が出たり、切れたりすることがたまにあります。
オルタネーターベルトが切れると自家発電しなくなりますので、バッテリーの電力分は走ることができます。電力がなくなるとプラグに火が飛ばなくなるのでエンストします。パワステベルトが切れるとハンドルが極端に重くなり、動かすことできなくなると思います。燃費も考慮して最近は電動パワステが多くなって、ベルト駆動ではなくなりつつあります。バッテリーの電力を使うことにはなりますけど。最後にコンプレッサーベルトはエアコンが効かなくなるだけです。前2つと比べると走行に支障がでることはないですね。
そこで1番いい方法は、車検などで交換した古いベルトをもらって車に乗せて置くことです。ドライブ中に切れて近くに整備工場があって、部品商にもベルトの在庫があってすぐに交換できればいいですけど、高速道路などではレッカー移動になりますし、必ずみなさんの車に合う新品部品がすぐに手に入るとは限りません。あくまで緊急時用にいかがでしょう。
無事帰ったらすぐに新品に交換してくださいね。2度あることは3度あると言いますから。
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