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乗って動いて楽しい愛車
それがきっかけか、整備工場さんへ配達に行くと旧車が入庫していることがよくあります。遠くは東北から来たり、何年もかけて通って譲っていただいたりと、数が少なくなってる車だけに手に入れるためのご苦労と熱意には頭が下がります。それだけ思い入れがあるんですね。
それで車検に通してお乗りになるんですけど、だいたい昭和40年代の車というと40年前の車ということなんですが、そうそう部品も出て来ないんです。ほとんどの部品商が在庫管理をコンピューター化してしまって、部品管理と財務(在庫資産)管理をやっていますので、自然と古い品番から棚落ちといって、在庫管理からはずしていくんですね。メーカーでも同じで40年前の車の部品まで電子ファイル化してありません、古い本のカタログをひぱってきて調べますけど、結局在庫はコンピューターで調べるのでほとんど手に入りません。
例えばブレーキのホイルシリンダーカップなどは、今は前輪の左右セット、後輪の左右セットで品番管理されています。セットの中身はブーツとカップのセットになっています。このカップとブーツにもそれぞれ品番があって他の車とブーツ品番は違っても、カップ品番は同じでカップだけなら使えたりします。でもブーツ品番が違うとセット品番も違うため、ブーツとカップそれぞれの品番検索は必要です。今の検索ソフトにはセットの中の個別品番までわかるものはありません。ここも手作業になりますし、40年前の正規の部品品番を確認することから始めるのは同じです。
命に関わるブレーキ部品でも、旧車の場合多くの手間とコストが掛かり、必ず手に入るものでもありません。ですから普段から部品商らしきお店があれば時間を惜しまず、ご自分の車に使える部品が手に入るものかお尋ねになってください。車検が1年先でも、そのときすぐに見つかるとは限りませんし、先ほどの話のようにコンピューター上だけではまず出てこないのですから。そこで「フロントのカップキットはないけど、リヤ用だったらありますよ」なんて言われたら必ず買っておきましょう。そういう古い部品を持っていて、なんとか手作業でも探してくれそうな部品商は業界でも話になります。次は無くなっているかもしれません。せっかく手に入れたお気に入りの旧車を安全に長く乗り続けるために普段の部品管理にもがんばってください。
松村部品でわかることはお答えしますので、旧車の部品のことでもお尋ねください。お待ちしています。



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