三分修理術

 ラジエターホース

 



朝から「さー配達に出発だー」というところで、営業車のエンジンの下に丸い水の跡。ボンネットを開けてみると、エンジンオイルの滲みの中に緑の液体が溜まっていました。

 その跡を辿っていくとラジエターアッパーホースのエンジン側取り付け口から雫が落ちていました。実はこの車半年前にラジエターコアごと中古品に換装しているのです。あの時は仕事が終わりかけで、空も段々暗くなってきた時でした。水が焼けて乾燥するときのあの臭いがしたので、ボンネットを開けてみたらアルミで出来た本体とプラスチックでできたアッパーのジョイント部から霧状に水が吹いていました。これはいかんと、すぐに近くの解体業者さんのところへ走り、営業車に合うラジエター探しです。

 同じエンジン型式の車を探して、出来れば同じMT車があると取り付けなんかも同じはずです。一応取り付け位置の間隔を測っていったので参考にしながら、でもなかなか同じものがなくて、少し幅の狭いタイプにすることにしました。ここで偶然にもエンジン側でラジエターホースをはずし、ラジエターコアとホース両方を持って帰ったので助かることになりました

 会社に戻り、古い方をはずして取り付け位置もばっちりあってラジエターを固定して、もともと付いてたホースを付けようとしたら、ホースの口の内径がラジエター側と、エンジン側で異なっていたのです。あわててついでに取ってきていたホースを合わせると、ぴったりでした。年式違いでそうなのか、取り付け方向を間違えないように、そうしてあるのか。ちょっとしたハプニングでしたが、なんとかクリアーできました。ホースのすぐ下にオルタネーターがあったのでゴミ袋で養生しています。

 今回はそのアッパーホースから漏れています。恐る恐る外してみるとホースの口に亀裂はありませんでした。バンドを締めすぎて、変な形とゴミの隙間から漏れたらしいと判断。形の付いたホースの先を1cm幅切り落とし、取り付け部をきれいに磨いて、シールテープを巻いてまたホースを止めました。手で引っ張って、シールテープの山に十分密着するようにしてホースバンドで固定。ホースの表面が極端に沈み込まないように締めます。これで完成です。

 今のところ漏れはないようです。この営業車も28万kmほど走ってます。もう少しがんばってもらいたいので、日ごろの整備もがんばりますよ

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