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以心伝心とはいきませんが
以前車検証の車輌データをご説明したことがありました。基本はそういったデータを元にするんですが、ではその車の何が必要かを伝え聞くというのには経験が必要なのです。
お客さんの欲しいものが、オイルエレメントや、フロントブレーキパッド、ファンベルトなど車検で日常的に取引のあるものだと簡単なんですが、そうでないものが1日の取引量の半分くらいになります。
そこが部品商の腕の見せ所とでもいいましょうか。いつもご注文頂く整備士さんとの話では、車輌データのあとは「この間あれで取ってもらったものと同じもの下さい。」とか「この前は右だったけど、今日は左を持ってきて。」など「あれ、これ、それ、あの。」という言葉が多くなります。
こちらも以前どんな車で何の部品を出したか、ある程度覚えておくことになります。やっかいなのは、そういった整備士さんからの注文をそれぞれの純正部品言葉に置き換えることです。
先日の「タイロッドエンド」でも「ソケットキット」や、ただ「タイロッド」だったり名称が違うのです。でも違うメーカーで「タイロッド」と言うと「ラックエンド」のことだったりするので、頭の中で取り付け位置を思い浮かべながら、「ラックブーツの付くところ」なのか、その「外側のタイヤに付くところのボールジョイント」と言ってみたり。
普通の部品注文でも結構アナログ的に受発注しています。工具でも整備士さんから「21のソケットをください」と言われれば、こちらからいくつか質問します。①へそのサイズは9.5spか12.7spなのかもっと大きいか。②インパクト用か普通のか。②-Ⅰ普通のであれば、6角タイプか12角か。③標準の形か、セミディープかディープか。インパクト用ならハブナット用、アルミホイル用か。ソケットも今は6角だけでなくトルクスにも使えるタイプがあります。
そうやって注文になります。ドライバーでも「プラスの普通の一番使うタイプをください。」という注文が多いです。これでも軸長が100か150か、磁力付きかなしか、貫通か、スパナを掛ける部分も必要かグリップはゴムかプラスチックか、などを聞くことになります。
普段の部品注文でも、何がどこまで必要かわからないときは、ここを修理するのにどこまで部品交換が必要かなど、故障の症状からパーツリストをピックアップして、それをお客さんの工場へFAXして、現場で確認をとってもらうこともよくあります。
普段部品も工具もこんな感じで「あんなの、そんなの。」なんてやり取りしています。みなさんもどうぞお気軽に尋ねてみてもらっていいんです。お待ちしてます。



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