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十字キットとも言います。
今日ご紹介するのは、これまた縁の下の力もち「ジョイントキット」です。呼び方もまちまちですが、大体この三つのうちどれかで通じると思います。
車が「FR」全盛であったころ、この部品の役割はとても重要で日常のメンテナンスもよくされていた部分です。
フロントのエンジンとリヤのデフの間をつなぐプロペラシャフトに前後各一つ付いています。
そのジョイントキットが付いている部分をフランジと言いますが、ジョイントキットの十字の先にニードルベアリングが付いていて、その部分をフランジに叩き込んであります。
このニードルベアリングのグリスが無くなって潤滑不良になるとジョイントキットに「ガタ」が出て交換が必要になります。
もちろん部品検索で探すこともできますが、農機具や建機に使われている場合は各部のサイズを調べて共通使用できるものを探します。
それが上の写真ですが、まずフランジに入る「ベアリング部の直径」、それとベアリング部も含めた「全長」、最後にジョイントキットがフランジから抜けないように「スナップリング」又は「Cワッシャ」が掛けてあるのがベアリングの外側なら「外ノック」、ベアリングの付け根であれば「内ノック」と言います。
「内ノック」の場合は写真の3枚目のように、ロックワッシャを掛けるところの内内の長さで表示する場合もあります。
フランジの「コ」の字部分の内内の幅でもいいですね。
今の車では仮にプロペラシャフトを使っていても、その回転中の偏芯率が向上したのか、ジョイントキットにガタが出て交換という話は聞きません。
その代わり、ハンドルからラックアンドピニオンにつながるシャフトにも付いてまして、これのジョイントキットからガタが出る事の方が多いです。
やっかいなのが、ここに電動パワステのモーターまで引っ付いていることです。残念ながらここのジョイントキットは非分解構造になってまして、モーターシャフトアッセン交換になってしまい、3~5万円くらいの部品代になります。
これも壊れてハンドルが切れなくなったら大変ですので、ハンドルの切り始めや、戻し初めに、引っかかり感があったら一度早めに点検に出してください。
メーカーによって期間は違いますが、保障が効く場合もあります。
いつも乗ってる人しかわからないか、たまに乗って気付くか。かみさんの車では、久しぶりに運転したわたしが気付いて点検に出しました。かみさんは「こんなものだと思ってた。」というくらいの違和感なので集中してハンドル切ってみてください。



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