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腕の見せ所はどこ?
先日ドライブシャフトブーツが整備工場で話題になりました。
ダイハツの車で一部ドライブシャフト形状が今までと違うタイプが有り、タイヤ側(アウター)のドライブシャフトブーツのみの交換が不可で、サービスマニュアルではドライブシャフトアッセン交換になってます。
そういった特殊な車でなくても、最近は車検整備の中で割れタイプのドライブシャフトブーツが使われることが多くなってきました。
新聞広告でも「30分車検」など短時間で仕上げることが一つの低価格と二本柱のサービスになってきました。
しかしそのことによって、どんな車検でも整備の質が落ちることは絶対にないように整備工場さんはご苦労されてます。
そんな中でこの「分割」タイプのドライブシャフトブーツは活躍しています。
耐久性と整備性の両面で整備の質に届かなかった時期が確かにありました。松村部品でも取り扱いを当初止めていました。
そんな時メーカーの担当者が直接来店して、不具合の聞き取りと実際の製品の改良すべき点を話し合っていきました。
主な不具合は「接着力不足」「接着時間が短すぎ」「接着後の硬化」「接続部の作業性」などでした。
わたしも4~5個はデモで組み付け作業をしてみました。当初は瞬間接着剤のようで、一度組み合わせて噛みあいが悪くてもやり直しができませんでした。
しかし今の製品は全てを改良。接着剤の改良はすばらしく作業時間にも余裕ができ、硬化してもブーツ本体の樹脂成分まで侵すことなく柔軟性を損ないません。
作業性の向上は初期のものとは比べ物にもならないくらいです。噛み合わせをずらすことのほうが難しいくらいです。
そんな中一点だけ注意するべきところは、接合面への油分の付着です。こればかりはどうしようもありません。
でも作業する人の立場から、古いブーツをはずし汚れたグリスを残らずきれいに取り除くことはしごく当然の段取り作業だと思えば、油分の心配は無いに等しいはずです。
そうして作業が済めば、5年は大丈夫です。松村部品の営業車である「ADバン」のフロントアウターのブーツはこの「分割」タイプで補修してあります。
年間3万キロほど走っての5年ですから、一般車両ではほぼ万全ではないでしょうか。
分割タイプを使うことがいけないという雰囲気もありましたが、ドライブシャフトをデフから抜いたり、ナックルからはずしてスライドハンマーで叩き出すことに比べれば、再取り付け分も含めて作業工程は半分以下です。
ミスも減り、調整も不要、その分じっくり観察したり、他の点検に時間を掛けることができます。
是非積極的にご利用いただいて、安心してお使いいただきたと思います。



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