温故知新は形で

 史跡めぐりの旅



 昨日は日記を失礼しました。電波の届かない、ネットケーブルもLANもないところで旅の疲れを癒していたものですから。

 連休を利用してまたまた「鉄」息子とドライブです。「鉄」好きなのになぜドライブかと言いますと「廃線」跡を辿る旅だからであります。

 お隣鹿児島県の大口市から薩摩川内市をつなぐ旧国鉄「宮之城線」66kmだったかな、ここを約5時間かけて走り回りました。

 みなさんの周りにも廃線跡がありますか。今回で2回目の廃線跡探訪なのですが、何かしら鉄道にまつわる場所として残そうという意志のある沿線とそうでない沿線とはっきり分かります。

 それが沿線の「ある駅」一箇所でなくて、「沿線」ごとに違いがあるのも面白いですね。

 今回の「宮之城線跡」は積極的に残そうという意志が現れている沿線で、普段興味のないわたしも十分楽しめるドライブでした。

 また廃線跡が農免道路として一部利用されていたり、里道のように地元の抜け道として生活道路となっていて「線」として活用されていました。

 ですからほとんどの廃線跡(以前はレールがあった上を)を車で走ることができ、乗ったことのない列車の車窓からの風景を懐かしく感じることができました。

 是非廃線跡の駅所在地には「駅名板」は残しておいてほしいですね。その地域を代表した「駅名」は残してほしいです。

 〇里塚とか〇本杉とか今は何の痕跡もないけれど、その昔はこうだったのではと連想して、身近な場所でその時代に思いを馳せることができたらもっと地元を大事に思うのではないでしょうか。

 駅跡に建物はあれど駅名は何も残されていないところもあれば、立派な石碑があったりと千差万別です。

 跡形もないところを何度も往復して、仕方なくご近所のおばあちゃんに尋ねるとそのお宅の前の花壇の先にホームがあったんですよ、とのこと。

 おばあちゃんが指差す方を振り返るとわずかにブロックが残されるのみなんですが、後ろから説明されると今にもそこから足音が聞こえてきそうな錯覚におそわれます。

 今回旅してみて、まだ昭和60年代のことなんですが歴史を紐解く作業に似た体験をして「遺構」を見つけたときの喜びの気持ち、これは面白いです。

 自動車整備に例えるなら、不調の原因をこの手で突き止めた瞬間の喜びとでも言いますか。

 見つけたものが今はもう何も書かれていない地図の上で「線」になっていく面白さ、これはちょっとたまりません。

 次回は「大隈線」だそうです。(鉄息子談)

 ちょっと次回考えたいのは車のサイズです。ほぼ竹やぶという場所や、未舗装というところ、Uターン場所なしといったところも結構あります。

 軽の四駆がいいですね。どこからか探してこなくてはいけません。

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