ベアリングプーラー

 車と機械の差

 



最近の車は大きなハブベアリングが一つだけ、ナックルやハブの中に入っているのが主流になっています。

 幅が4~5cmはあり、圧入してありますのでプレス機がないと作業は困難でしょう。

 大きい代わりにハブシールも一体になっていて作業するのに壊す心配はないようです。

 昔はハブベアリングに「インナー」、「アウター」とあってその上にまたハブシールもインナー、アウターがあり

 取り付けに大変気を使う作業だったようです。もちろん現役の車でもこのタイプのものもありますよ。

 そこの整備で使うのが「ベアリグプーラー」という工具です。

 大体ベアリングの内径側に爪を引っ掛けて抜くタイプと、外側に取り付けるタイプとに分かれます。

 また引っ張って抜くことが多いと思いますが、時には押して抜く場合も。

 また鳥居型の支柱を支えにして抜くものと、スライドハンマーの先のアダプターを交換して抜くものと

 使う場所と、どれくらい慎重に作業するかで使い分けるようですね。

 また鳥居型の方は、引っ張れる高さに制限がありますので、ベアリングの大きささけでなく、支柱の長さも使用する場合重要です。

 小型車から大型車まで結構なバリエーションがあるのですが、今日問い合わせがあったのが機械のベアリングのアウター側を抜く工具の件でした。

 これが10cmほど奥まったパイプ状のものから抜く整備に使うということだったのですが、ベアリングが大きくてサイズの合うものが見つからないのです。

 何か別の方法で作業できないか検討中です。

 わずか数ミリの違いなのですが、かなり力が掛かりますし、しっかり圧力が掛かるものでないと怪我のもとになります。

 皆さんも大は小を兼ねない場合もありますので、決めてかからず整備に詳しい方に相談してみてください。

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